ついにオリンピックがはじまりました。４年に一度の祭典ということもあり開会式の各国のユニフォームは毎回注目されます。今年はユニクロで知られるファーストリテイリング社とデザイナーの高田賢三さんによって生み出されました。そして今回の最大の特徴は（個性と制服の両立）になります。開襟シャツやパーカー、ジャケットなど男子は四種類、女子は五種類から選手は自分の好みで組み合わせを決められるので、何パターンからも選択できるのが特徴です。そしてテーマは「SHOW YOUR COLORS?あなたらしさを、思う存分発揮してください」。だそうです。ユニフォームの詳細はこちら
近年日本では物が溢れ、様々な選択が自由にできる、とても豊かな国になりました。そして、バブル時代はDCブランドや、海外ブランドがとても大きな市場を形成しておりました.特にあのブランドが良いというと･･･どちらかというと『右向け右の世界』の傾向が強かったと思われます。バブル崩壊後は、同じ物をもつのを嫌い、オリジナリティーを重視する方向に転換しはじめました。オーダメイド商品のようなONLY ONE市場が現在も徐々に拡大しております。今日本のファッション業界は成熟期に入りつつあるような気がします。そういった傾向の中で、今回のオリンピックの服装はまさに時代の背景を写しているように思えました。
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