『ブレイクスルー思考』で世界的に注目を浴びている日比野省三さんの記事を今回ご紹介したいと思います。
まずブレイクスルーの7つの原則です。
1、ユニーク(差)の原則
(成功事例を探し回るな )
2、目的展開の原則
(目的を再定義せよ)
3、未来から学ぶあるべき姿の原則
(究極に挑戦せよ)
4、システムの原則
(仕組みづくりを徹底せよ )
5、目的(適)情報収集の原則
(問題の専門家になるな )
6、参画・巻き込みの原則
(時間とともに価値観と行動を変えよ)
7、継続変革の原則
(次の手を打ち続けよ)
これを基本に日比野さんは日々絶え間ない変化、ますます早くなる変化に対応するための思考法を提案されております。
その中でブレイクスルー思考の面白いところは、物事の根本はなにかという思考からはじまるそうです。デカルト思考(16世紀の哲学者)とはまったく反対だということです。
デカルト思考でいえば、たとえばコンビニの実態を捉え、セブンイレブンは、日本でもアメリカでも物事の根本は変わらないと認識します。それゆえ、この実態を真似して導入できると考えるのです。そのシステムをそのままもってきて同じ事を日本でやろうとすることです。
しかし、ブレイクスルー思考では、システム観という認識論を用いて、物事の根本は、物事の存在価値であり、目的であると考えるのです。現状の自体を捉えるのではなく、目的を明確に捉えることが根本、本質を捉えることができるのであると主張しております。
他の例では、以前のデカルト思考では、冷蔵庫はものを冷やし、そして保存するのだという発想だということです。しかし、いま冷蔵庫を買っている人たちの目的を考えていくと、まったく違う根本が見えてきたのです。
まず、ほんとうにいま冷蔵庫を買っている人たちは誰かを追及し、新婚夫婦が多いという結果が見えてきたそうです。そして新婚夫婦はどんな目的で冷蔵庫を求めているのか・・・それを徹底的に追求したところ、新婚夫婦は共働きでお互い忙しいのだから、時間をつくることが目的だと結論に達したそうです。そこで、冷凍したものを取り出して、そのまますぐに切れる冷凍冷蔵庫を開発したら、大ヒット商品になったそうです。
次回は思考の生産性について書いてみたいと思います。
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